ディスカッション文化、ダイバーシティーと観点の問題
こんにちは!りょーまです。
"Live their true life."
自分の本当の人生を生きるとは?
"自分の無意識に繰り返しているパターンを意識化させ、それをリセットする仕組みを知ること。感情も考えも統制できる自分になること。
それができて初めて、自分の心から沸き起こる、本当の自分の人生を生きることができます。
アメリカへ行って、つくづく思うのは、
彼らは人の話をきちんと理解しようと話を聞いて、少しでもわからないことは質問をしっかりして来るということ。ディスカッション文化が根付いている。
アメリカは元々、多民族国家であり、白人、黒人、中国人、日系人、スパニッシュ、など多種多様な人種が入り混じっている国だ。
生まれも育ちも違うし、文化風習、考え方や価値観が違う人同士が同じ国に生活しているので、しっかりと相手の話を聞いて、何を言わんとしているのかを理解し合わないとコミュニティを営めないのだ。
自然と観点が違う、違って当たり前という理解ができている。
なので、観点を擦り合わせるためにディスカッション文化が発達している。
それに対して日本はどうなのか?
・無意識に分かって当たり前がある
・曖昧文化であり、曖昧でもOK、敢えてはっきりさせない
・会話でも根掘り葉掘り聞くことは失礼、品がない
・暗に指し示したり、比喩を使って表現する表現が多い
・空気を読んで、察することが大事
これはアメリカを初め、他の国々にはない独特の文化、価値観。
なので自然と観点の問題に行きにくい。
これからの日本人に必要なものは、この観点の理解だ。
観点の理解が無いまま、わかってくれるだろう、察してくれるだろうという期待ばかり持っていたら人間関係の挫折・諦め・不信・不安は消えないだろう。
同じ日本人であっても1億2千万通りの観点がある。
それぞれ観点は違う。
観点とはなんなのか、観点があることを知るだけでなく、観点が生まれるメカニズムを知ることが、これからの時代に求められている必須の能力であることは間違いない。