哲学と認識革命 / VUCA時代を生き抜く知恵

認識技術・nTechを活用した「本質的な生き方」について語っています

厭離穢土欣求浄土

「厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)」
徳川家康の軍旗に書いてある有名な言葉。

 

原典は、寛和元年(985年)に源信という僧が書いた

『往生要集』の冒頭にこの言葉が書かれているそうです。

 

意味は

「私たちが住むこの世界は苦悩に満ちた穢れた世である。

その世界を厭い離れることを願い、

心から喜んで浄土に生まれることを願い求める。」というもの。

 

 

死を恐れぬ家康軍の決意が

この軍旗から感じとれます。

 

この現実は人間の意識レベル、物質レベルで見れば

苦悩に満ち溢れています。

五感では真実の世界は観ること感じることは不可能。

 

真実の世界は更に次元が高く

五感では感じることが不可能です。

 

私たちは日々、資本主義の中に生き、

物質に重きを置いて生きていますが

本来は”物“ではなく”心“

物は錯覚に過ぎません。

昔の日本人はそれを感覚的によくわかっていました。

 

私たちも日々日々、この「厭離穢土欣求浄土」という

言葉を胸に刻み、意識の次元を高めていきたいものです。

 

 

 

自分のルーツに出会う〜Together For Peace Power 2022〜

こんにちは。
リョーマです。
 
 
先日のことですが
第49回 TPP〜Together For Peace Power 2022〜
『共に創る未来You can make it! Peaceful world』に
参加、登壇させていただきました。

イベントのテーマは「芸術」ということで
僕が今まで日本画や映像などの作品を通じて
表現してきた、ある思いを話させてもらいました。
 
 
僕は子どもの頃、よくイジメられていました。
他の子どもに比べて感性が独特ではあったとは思います。
言葉で伝えてもわかってもらえない。
お前は間違っていると攻撃されたり、笑われたり。
勝手に決めつけられる。
本当はそうじゃないのに。。
当時は悔しい思いをたくさんしたものです。
 
 
人は自分のことはわかってくれない。
分かり合おうともしない。
そんな絶望ばかり感じて
絵を描くことで自分の居場所をつくっていたと思います。
 
 
僕がずっと心の内で観てきた​世界は、
言葉ではうまく表現できず、感覚では捉えきれない領域でした。
それはこの現実から隔絶していて、
どこかにある場所であり、どこにもない場所です。
定義しづらいものでした。

でもそこにいるといつも、自由でした。
安らぎと安心がそこにありました。
 
 
いろんなものが繋がっている世界では
現実世界のように正解や当たり前がなく
ただモノとモノとの関係性しかありません。
ルールや常識もなく、ただ関係し合っているだけなんです。

それを無理やり言葉で表現しようとすると、
言語によって境界線が生まれてしまって
元々、連続しあっていた関係性が分断されてしまう。
言葉では表現不可能なんです。
 
 
だから言葉以上の世界を表現するのがクリエイティブの世界
なんじゃないでしょうか。
 
 
そういう意味で
何かを説明するときは言語はとても良い道具ではあるけど
逆に世界観を狭めてしまう嫌いもあると思います。
 
 
そんな言語化不可能な世界を
どうやったら表現できるのか
僕はずっと模索して今まで表現してきたんだと思います。
 
 
子どもの頃は誰もが
自分の心の内に独自の世界を持っているものです。
それが、大人から世間から、決めつけられて
塗り替えられてどんどんオリジナルが失われていってしまう。
大人になると本来のオリジナルの自分が何だったのかすら
憶えていない。
 
でも、自分の内側を思い出し再発見していくことで
誰でも表現者になれると僕は思っています。
 
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 

この現実はコンピューターシミュレーションであることが理解できる

 
 
 
本日もこのブログを訪問してくださいましてありがとうございます。
リョーマです。
 
 
昨日まで3日間、オンラインでセミナーを受講していました。
 
 
GWにも関わらず80名近くの方が参加しており、
脳の話から始まり、潜在意識の話、物理学や仏教など様々な見地から、人間の認識領域をいかに拡張していくのかを学び、そしてこの現実が脳がつくり出しているホログラムであること、ホログラムの仕組みを学びました。
 
 
参加されている方も心理学や仏教、哲学などをそれぞれ追求されている方々が多く、場全体の意識レベルも高くてディスカッションも盛り上がって楽しかったです。
 
テスラ社のCEOのイーロンマスクはこの世界は仮想現実であると公言し、世界有数の富豪達は、この世界はコンピューター・シミュレーションに違いないと考えています。
 
 
今までの覚者は、その仮想現実の繭の外に出て、外の世界を観てしまった人です。
しかし、現代人は繭の外に出る術をまだ知りません。
繭の中に入り込んでいては、外があるなんてわからないからです。
 
それが今、繭の外に出る技術が体系化されている。
すごい時代だと思います。
 
 
今回、参加してみて、悟りというものがより身近になってきているのを感じました。
 
 

 
社会システムの歯車になると、目の前の仕事や生活に意識が向いてしまい、この現実が何なのかなんて関心も持てないかも知れません。しかし、メタバースが若い人を中心に広がっている今、いろんな常識がどんどん変化しています。
変化のスピードも速い。
 
自分の視野を広げて、新しい世界を子どものような心で見つめていきたいと思いました。
 
 
5/21にこのセミナーを開発したNohJesuさんのオンラインイベントがあります。
ペアで参加で無料になります。
興味のある方はメッセージください。

さくらと靖国神社と、そして千鳥ヶ淵戦没者墓苑

今日もこのブログを訪問してくださいましてありがとうございます。
 
先日、妻と2人で靖国神社に参拝し、
そして千鳥ケ淵戦没者墓苑にて献花を行いました。
 

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靖国神社 Photo by Hideki Meguro
 
ご存知の方も多いと思いますが
靖国神社戊辰戦争から大東亜戦争までの戦争で、
国家のために殉難した方々の霊(英霊)
246万6千余柱を祀ってあります。
 
 

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千鳥ヶ淵戦没者墓苑 Photo by Hideki Meguro


また千鳥ケ淵戦没者墓苑は、
大東亜戦争の海外での戦場において、
戦没された方々のうち、名前の
わからない戦没者の遺骨が納められています。
現在、370,108柱(令和4年1月11日現在)の遺骨が
この墓苑に奉安されているそうです。
 
 
靖国神社は有名ですから桜の時期は特に人が多いのですが
千鳥ケ淵戦没者墓苑はあまり一般の人には知られていないようです。
中央の納骨堂にて100円で献花できるようになっていますので
行かれたことのない方は是非一度行ってみてください。
 
 
今回のこのきっかけは先日、森山直太朗さんの"さくら"という曲を
仕事で配信する機会をいただき、
曲をイメージするために家で何度も聴いていたのです。
 
 
この曲は特攻隊の歌であると言われています。
(森山さん本人は言及はしていませんが解釈は自由です)
今ある平和に感謝しつつ、
戦争で亡くなった英霊達に思いを馳せると、
手を合わせながら自然と涙が出ました。
 
 
日々、目の前のことで忙殺されることが多いですが、
自分にとって本当に何が大切なのか、何のために生きるのか、
改めて問い直す機会をもらいました。
 
 

未知の概念との出会い、「悟り」とは

「悟ること」と
「悟りについて本に書いていることを知っていること」は
天地の開きがある。
 
 
人間の脳は、
未知の概念を既知の概念に置き換えること、すり替えること
ついついやってしまう。
 
 
そして実は、この置き換えるという行為が、
悟りと一番離れたところにその人を追いやってしまうのだ。
 
 
男性は理屈が先行してしまうので、
自分の知っている経験・知識にハマり、
この置き換えをやってしまう。
 
「はいはい。自分はそれは知っていますよ」と。
 
未知の概念は、既知の概念との関係性の中で定義できる
 
この関係性まで観れる人は本当に少ない。
頭の良い人ほど知識の罠にハマる。
 
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知識の置き換えでなく、関係性を観ていくこと。
 
感覚、感性を育てないとそこにアクセスすらできないし、
知恵も育っていかない。
※知恵:相対世界に向かう働きの智と、悟りを導く精神作用の慧。
物事をありのままに把握し、真理を見極める認識力。
 
 
 
物質文明の進歩によって、今の日本人は本来の霊性・感性を
失ってしまったと言われている。
感覚・感性を養っていく教育が本当に必要。
それが僕はnTech・認識技術だと思っている。
 
 
日々、感性を育て、よくわからなくても
未知の概念に対する興味関心を持ち続けることが大切だと思う。
そしてそれを探求することであなたの世界は確実に広がり
マンネリする日々に新しい活力を与えてくれるだろう。
 

肩凝り腰痛、狩型文化DNAから料理型文化DNAへ

こんにちは!
りょーまです。
 
みなさんの中で、
肩凝りや腰痛持ちの方はいらっしゃいますか?
 
 
僕は腰痛はないのですが、
PC作業が多いのもあり、肩凝りが酷くなる時があります。
凝りや痛みはそこに余計な力が集中して現象化するもの。
 
脱力することができれば良いのですが、
普段、僕だちはどんな時も無意識に緊張しており、
力を抜くことが難しい状態です。
 
 
この無意識の緊張状態というのは
ほぼほぼ全ての人に当てはまるのではないでしょうか?
 
 
腰痛の原因は、根底に怒りがあるとも言われていますね。
 
 
人間は今まで、狩型の文化DNA(男性性文化)
文明を牽引してきました。
そのお陰で多くの発見発明が生まれ、AIまで登場する至りました。
 
 
ただ、狩型の文化DNAは、
境界線を引いて、必ず線引きをします。
つまり脳が敵と味方、◯と×を区別して物事を
効率よく処理しているわけです。
なので常に無意識では闘争状態であり緊張状態
脳は常に戦っているわけです。
 

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でも、複雑多様化している情報化社会では、
脳で境界線を引いて情報処理していかないと
情報がパンパンになってしまうので、
敢えて脳が範囲を区切って情報を処理しているわけです。
 
 
しかし、今度はそこから抜け出せない弊害が・・・。
全てに境界線を引いてしまうので
常に緊張状態で無意識に力が入ってしまっている。
 
 
僕らの脳は、ご飯食べる時も、人と会話する時も、
仕事もプライベートも切り分けて優先順位を決めて
情報を効率良く処理してるんです。
 
 
脱力すること、無意識の境界線を解いて、
誰もが心の底から安心してチームプレイをしていくために
狩型の文化DNAから料理型の文化DNA(女性成文化)へ
認識を切り替えていく必要があります。
 
 
無意識に緊張している、
肩凝り、腰痛に悩んでいるなど、
心当たりのある方は、ノジェス著の「心感覚」を読んでみてください。
脳優位時代から心優位時代へ、
新しいプレートチェンジの時を迎えています。

人目を気にして表現ができない方へ!表現が大好きになる「KOTONAマインドワーク」

こんにちは!りょーまです。

 

僕は今、nTechを使った「KOTONAマインドワーク」という

ワークショップを毎月、開催しています。

これは、何も制限なく自由に思うがままに0からアウトプット、

表現ができる、子どものような思考にチェンジするワークショップです。

「コトナ」とは子どもの発想力を持った大人の意味です。

 

日本人は外国人に比べて、

自己表現や人前でアウトプットすることに

苦手意識を持っている人が多いと聞きます。

会議の席でも自分の考えを持っているのに

なかなか発言ができない表現できない人の話を

よく聞きます。

 

僕のビジョンは、自分に自信を持って自由に表現、

アウトプットができる人を増やし、

誰もがクリエイティブすること・表現することを

楽しめる社会を創ることです。

 


なぜ、僕がそう思うようになったのか?

それは僕の幼少期に遡ります。

 

僕の母曰く、僕は子どもの頃は

本当にやんちゃで自己表現もはっきりしていて

とてもユーモアのある面白い子どもだったそうです。

 

そんな僕が、小学校2年生の時の

ある事件がきっかけで

自己表現が苦手な人間になってしまったのです。

 

その事件とは、ある議題について

自信を持ってクラスのみんなに提案したのですが、

それを一人の友人がおかしいと否定してきたのです。

そしてなんと、

クラス全員がその子の意見に賛同して、

クラスのみんなが離れていく経験をしました。

 


当時の僕は、本当にショックで

「自分の何が悪かったんだろう?」

と真剣に悩みました。

 

子どもの頃は、客観的に状況を判断する能力があまりなく

起きた現象をそのまま受け止めてしまうものです。

 

「こんな悲しい思いをするなら自己主張をせず、

周りに合わせるようにしたほうがいい。」

孤独にならないために自己表現をしない決断をしたのです。

 

それからの僕は人に合わせて、中途半端な表現しかできない

人間になってしまったのです。

 

それでも、表現することは好きだったので
美術系の大学で日本画を学び、

仕事は映像制作会社に就職するなど、

表現に関する様々な技術を習得してきました。

 

でも、どんなに知識を身に着け、技術を習得しても

周りにどう思われるか不安なんですね。

あのときの出来事、、、

みんながもしかしたら自分の作品を見て

離れてしまうのではないか・・・。

その不安が心の深いところでよぎるんです。

 


そして、不安を払拭するために、

完璧に見せよう、突っ込まれないようにしようと

どんどん慎重になってチャレンジできなくなっていきます。
結局、いつも表現=不安な気持ちは消せませんでした。

 

そんな時にnTechという、認識を変化させる技術と出会いました。

 

nTechでは自分のアイデンティティ

子どもの自分がどう決めつけてしまったのかを診ていきます。

 

自分の心の最も深い部分を診て、

かつて僕が思い込んでしまったアイデンティティから

認識を丁寧に丁寧にリセットしていきます。

僕は今までNLPを初め、さまざまな心理学も

学んできましたがnTechのこのワークは

アイデンティティから整理するので

それがとても納得でした。

何度もアイデンティティのリセットを繰り返しながら、

認識の習慣化をトレーニングした結果、

なんと、あれだけ表現することが不安だった、

かつての自分がいなくなってしまったのです!

 

 

周りの目が気になり、

自分はダメだと思ってしまうのは

脳の機能的癖であり、

人間共通の機能でもあることを知り

そしてそれよりも更に深い人間本来の

アイデンティティが何なのかを知った時に

あれだけ感じていた不安や恐怖が

無くなってしまったのです。

 

 

僕が今、nTechを活用した

「KOTONAマインドワーク」を開催しているのは、

nTechによって、あれだけ人目が恐怖だった自分が、

相対比較をして自信がなくなる仕組み、
自己否定の仕組みがわかり、認識を根本から変化させたことで

心から表現するのが楽しいと思えるようになったからです。

 


もし、なかなか自己表現ができない、
相対比較をしてしまって自分なんて・・・と思ってしまうとか、

自分の発信に自信が持てないような人は
是非、毎月やっている僕のワークショップに参加してほしいです。

 

来月は2月4日の19時~20時に開催予定です。

www.kokuchpro.com

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