哲学と認識革命 / VUCA時代を生き抜く知恵

認識技術・nTechを活用した「本質的な生き方」について語っています

自分のルーツに出会う〜Together For Peace Power 2022〜

こんにちは。
リョーマです。
 
 
先日のことですが
第49回 TPP〜Together For Peace Power 2022〜
『共に創る未来You can make it! Peaceful world』に
参加、登壇させていただきました。

イベントのテーマは「芸術」ということで
僕が今まで日本画や映像などの作品を通じて
表現してきた、ある思いを話させてもらいました。
 
 
僕は子どもの頃、よくイジメられていました。
他の子どもに比べて感性が独特ではあったとは思います。
言葉で伝えてもわかってもらえない。
お前は間違っていると攻撃されたり、笑われたり。
勝手に決めつけられる。
本当はそうじゃないのに。。
当時は悔しい思いをたくさんしたものです。
 
 
人は自分のことはわかってくれない。
分かり合おうともしない。
そんな絶望ばかり感じて
絵を描くことで自分の居場所をつくっていたと思います。
 
 
僕がずっと心の内で観てきた​世界は、
言葉ではうまく表現できず、感覚では捉えきれない領域でした。
それはこの現実から隔絶していて、
どこかにある場所であり、どこにもない場所です。
定義しづらいものでした。

でもそこにいるといつも、自由でした。
安らぎと安心がそこにありました。
 
 
いろんなものが繋がっている世界では
現実世界のように正解や当たり前がなく
ただモノとモノとの関係性しかありません。
ルールや常識もなく、ただ関係し合っているだけなんです。

それを無理やり言葉で表現しようとすると、
言語によって境界線が生まれてしまって
元々、連続しあっていた関係性が分断されてしまう。
言葉では表現不可能なんです。
 
 
だから言葉以上の世界を表現するのがクリエイティブの世界
なんじゃないでしょうか。
 
 
そういう意味で
何かを説明するときは言語はとても良い道具ではあるけど
逆に世界観を狭めてしまう嫌いもあると思います。
 
 
そんな言語化不可能な世界を
どうやったら表現できるのか
僕はずっと模索して今まで表現してきたんだと思います。
 
 
子どもの頃は誰もが
自分の心の内に独自の世界を持っているものです。
それが、大人から世間から、決めつけられて
塗り替えられてどんどんオリジナルが失われていってしまう。
大人になると本来のオリジナルの自分が何だったのかすら
憶えていない。
 
でも、自分の内側を思い出し再発見していくことで
誰でも表現者になれると僕は思っています。
 
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。