哲学と認識革命 / VUCA時代を生き抜く知恵

認識技術・nTechを活用した「本質的な生き方」について語っています

家族の中でも戦争が・・・

こんにちは!

AI時代の「新しいパートナーシップ」「新しいライフスタイル」を

提案している"自由自在に生きる"コンサルタントの"りょーま"です。

 

今、実家の新潟に帰省しています。

僕の兄弟はそれぞれ結婚して別々の所帯を持っているのでみんなが揃うのは滅多にないのですが今回、祖母の米寿のお祝いに久しぶりにみんなが集まることになりました。

シンガポール在住の妹も久しぶりに帰ってきて昨日はみんなで食卓を囲みました。

 

観点の違いで妹が大爆発

妹は4年前から、シンガポールに旦那の転勤で住み始め、二人の子どもも小さいので

相当、大変だったと思います。

もともと妹は、自分から見ても頭が良く、正論や正しいことが何かを基準にして

いました。また、周囲の評価が気になるところもあるので、子どもの成長や学力などは

親にとっても一大事。

また、海外にいるからこそなのか、子どもの安全に気を配りすぎて、何をしようにも

危ないからダメと、子どもの範囲を決めてしまう言動が多く見受けられました。

 

その中で、祖母が妹の地雷を踏んでしまったのです。

 

それは、祖母のたった一言から始まりました。

祖母が、妹の長男が慎重で繊細なことを妹が叱りすぎるからだと思い、「怒ってばかりだとよくないよ」といった途端に、妹が豹変。

「おばあちゃんに何がわかるの?私だって何もわからない中で頑張ってるんだよ!!

おばあちゃんも昔はよく叱ってたじゃない!自分もそうだったのに、今更私には叱るなっていうのは、都合良すぎる話だよ。自分ができないのに、人に言わないで!!」

と激怒して泣きながら訴える妹に、祖母もびっくりするし悲しいしで、お互い大泣き状態。祖母はひたすら妹に謝まっていました。

 

二人の観点(考えの出発点)

妹:子どもが正しく成長してほしいので、自分のレールの通りに育てようと躾を頑張る。結果的に観点が狭くなり子どもに対して厳しくなる。

 

祖母:妹が厳しく叱ってばかりいるので、子どもが慎重で繊細になりすぎてしまったのではないか?あまり叱らないようにした方が良い。

 

観点(その人の考えの出発点)を掴むことの重要性

お互いに相手を批判したいわけではなく、子どものことを思うがあまりに、正しさと正しさがぶつかってしまう。観点(その人の考えの出発点)がお互いに違うもの。相手の観点をわからずに正論を言ってしまうと戦争が起こってしまいます。

 

この観点(その人の考えの出発点)の問題の根深さに気づき、観点を掴むことが関係性を円滑にする上でも必須です。もちろん、ビジネスやパートナーシップ、遊びや趣味、人間のライフワークのすべてのこの観点が関わって来ます。

 

そして厄介なことに、この観点がそれぞれ違うことは何となくわかっています。

ただ知っているレベルで自分の観点に固定した状態で相手と交流していることがほとんどです。

 

この観点の問題を理解して、その観点の外から出て(メタ認知)、相手とコミュニケーションをする技術が"nTech"です。これができるようになるとコミュニケーションの質が全く変わってきます。

 

nTechについて詳しく聞きたい、もしくはセミナーを受けてみたいと考えている方は私の方へメッセージをください。

 

今日も読んでいただきありがとうございました。