失敗したくない日本人
「失敗したくない。」
「きちんと理解してからじゃないとできない。」
「完璧にできるようになってからやる。」
これら、日本人に多いですよね。
戦後の教育で形成されてしまった日本人の根深い意識。
考えを放棄し、アメリカの従属して、ひたすらモノづくりだけに邁進してきたモノづくり日本。
戦争に負けて、二度と負けたくない、失敗したくないと無意識に決断した日本人。
日本の社会も「現状維持、安定、チャレンジさせない」という社会。
山本五十六の言葉
『やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず』
私は19歳で大病を患い、大学受験に失敗して、社会人になったのが27歳からでした。
順風満帆でなかった私が今、こうして生きていられるのも両親の安心の海があったからこそ。
なんでもチャレンジさせてくれる海があったからこそ。
( ※海=環境という意味で使っています)
才能がない人はいません。
やる気こそが才能。
その人のやる気を100%応援できる、思い切り失敗しても大丈夫、むしろ安心して失敗しなさいという、安心の海作りが今の日本社会には必要じゃないでしょうか。
能力のある人だけにしか任せられない今の社会の風潮が、能力主義、成果主義を生み出しており、格差を助長させている原因でもあります。
見守る勇気を持つこと。
待つ勇気を持つこと。
任せる勇気を持つこと。
目先の成果だけに捉われず広い可能性を観る目を持つこと。
失敗というものはありません。
チャレンジしないことが失敗です。
日本社会全体をどんなこともワクワクしながらゲーム感覚でチャレンジできる、そんな社会にしていきたいですね!そして日本人もこの狭い認識画面に閉じ込められたところから、大きく外に出ていく必要があると思います。
新時代の侍たちを生み出していくために!